まぶたが反り返って、眼球側に入り込んでくる(内反する)病気です。
まぶたの前葉(皮膚に近い側)と後葉(眼球に近い側)のバランスが崩れることが直接的な原因です。その理由としては、やはり加齢が関係していて、年とともに腱膜や目の周囲の筋肉(眼輪筋)がゆるむこと、眼球を取り囲んでいる脂肪(眼窩脂肪)が萎縮して眼球が奥に移動し、その分まぶたが少し余り気味になることがあげられます。そのほか、結膜の病気の後遺症や甲状腺の病気なども原因になります。
まつ毛が眼球表面、角膜や結膜に触れるので、痛みやかゆみを感じ、涙があふれたりし、角膜炎や結膜炎を引き起こします。
視力や視野がすぐに問題になることはありません。ただ、まつ毛によって傷ついた角膜や結膜から、角膜炎や結膜炎になると、視力が低下することがあります。
皮膚や眼輪筋を少し縮める手術などで、前葉と後葉のバランスを整え、治療します。
費用 | |
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1割 | 約6,000円 |
2割 | 約12,000円 |
3割 | 約18,000円 |